誰だか思い出せないのだが、ある高名な作家がこう書いていた。クモやゲジゲジなどの他愛ないものを人が怖がるのは、本当に怖いものを怖がらないようにするためなのだと。つまり、人間が感受できる恐怖の総量には限りがあって、水槽に水を充満させればそれ以上注いでも溢れるしかないように、クモやゲジゲジで脳内の恐怖感受槽とでもいうべきタンクを満タンにしておけば、もはや余計な恐怖に悩まされることはない。かくて他愛ないものへの恐怖は、健やかな日常生活を送るのに欠かせない心理的安全弁だというのである。
『抒情的恐怖群』頌 (via 2009-07-08 - (゜(○○)゜) プヒプヒ日記) (via shanti) (via yuco) (via sakurasakuras) (via nemoi) (via petapeta)
2009-08-29 (via gkojay) (via fialux) (via kyohei28)
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